釣り合いを欠く力士への処分
今回の賭博騒動を見ていると、力士に対する処分に一貫性と公平性が欠ける様に思う。
先般の朝青龍に対する非難の合唱、さらにその前の大麻騒動での外国人力士の解雇、これに較べると今回の常習賭博に対する処分は軽すぎる。
相撲協会と日本人の一部にある外国人差別感情に根ざす、身びいきで不公正な処分と言いたい。常習者は解雇、その他は程度に応じて1~数場所の休場とすべきだ。
大勢を処分すると場所が開催できないというのは、軽い処分とする理由としては不十分で不適切だ。親方を含めて公正で厳重な処分を行い、残った力士だけで場所を開催すべきだ。その方が相撲協会が悔悛を表すにはふさわしい。
それにしても横審委員達は無言の行を続けている。大相撲の品格云々を偉そうに言っていたのは、やはり外国人差別だった様だ。土俵は神聖な場所というのも最早白々しい。とっくの昔に、力士達によって汚されていた訳だから。
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