新大関誕生
把瑠都が大関に昇進してまずはご同慶の至り。相撲協会が、白鵬と同じく簡単には負けないような取り組み相手を選んでいたとは言え、これだけ勝てれば立派なものだ。
今後相撲協会に望みたいのは、酷使して怪我をさせないよう大事に使って欲しいと言うことだ。このところ、勢いよく幕内上位や三役まで昇進したが、その後怪我で鳴かず飛ばずになってしまう力士が多すぎる。これは、鍛錬方法や興行が最近の大型化した力士に適合していないためだ。
増えた体重に見合う関節周りの強化など、これまでとは違うやり方が必要だ。ただ稽古量だけを増やして、関節を消耗させてしまうような愚を犯してはならない。スポーツ医学からの助言を求め、力士が消耗しなくて済むトレーニングや興行スケジュールに代えてゆくべきだ。
稽古の量だけにこだわる、旧弊な親方衆や横綱審議委員には退場してもらおう。
« 野村前監督のイヤミ症候群 | Main | 矛盾だらけの橋下式地方分権 »
Comments