やはり小沢独裁
生方副幹事長解任は取り消し。しかし取り消しを決めたのもやはり小沢氏。
その小沢氏も、始めは当然のことのように解任を承認したが、非難の嵐を浴びて仕方なく動いたように見える。次の選挙での不成績で退陣要求が高まることを恐れたのだろう。民主党での権力を失えば、それは小沢氏の政治生命の終わりを意味するからだ。かつてのように政党資金を持ち逃げしても、その金についてくるものはごく少数でしかないだろうから。
小沢氏以外は誰も決定権を持たない独裁の実体がますます鮮明に。民主党には名前の通り自由がない。
追記(2010/03/23);高嶋筆頭副幹事長が暴走して恥をかき、党に迷惑をかけた形になるが、恐らくおとがめは無いだろう。それどころか裏では、何らかの形で穴埋めをする事になっているだろうし、選挙後の新体制では生方氏は役職を外されることが予想される。
高嶋氏の行動は、時代劇で悪家老に取り入ろうと必死に媚びる小役人のようだ。こんな根性では、政界から退場してもらう方が良いのだが・・・。
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