地方分権は知事集権;ファシズムの足音が聞こえる
最近の知事達が主張する地方分権は、知事への集権を目指しているようだ。
国に対しては権限の委譲を求める一方で、市町村レベルに対しては知事の権限強化を要求する例がよく見られる。さらにまた、知事に忠実でない市町村長からの要望は受け付けないと公言する知事もいる(同じ事を議会に対して主張する市長もいる)。しかし、これはまるで中小企業のワンマン経営者の言いぐさで、知事独裁を目指しているようにしか見えない。
同じ事は世の中全般にも言えるのだが、自分の要求に従わないものは排除して、自分のわがままが通るようにしようとする風潮は危険だ。この動きは民主党も同じで、国政を党幹部による独裁を指向しているように見える。
少しずつファシズムが台頭してきているように感じられてならない。
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