春の香り
住宅街を散歩しているとあちらこちらでイカナゴの釘煮の香りがし始めた。いつのころからかは知らないが、神戸の春を代表する香りだ。
材料のイカナゴが去年は不良で今年も事前の予想は不良だったが、解禁直後の様子では平年並みになりそうとのこと。神戸の実家や親戚から釘煮が届くのを待っている人も多いだろう。
イカナゴは瀬戸内地方での呼び名で、関東などではコウナゴと呼ばれる。寒流域以外の各地の近海でとれ、小型の物は佃煮にすることが多いようだ。釘煮は甘辛く味付けるが、関東地方の佃煮は塩辛い。地方ごとの特徴があるので、食べ較べるのも面白そうだ。
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