普天間継続使用の可能性が高まった
今日(2010/03/21)のNIKKEI Netの記事によれば、米国は普天間基地の継続使用に傾きつつあると言うことだ。米国としてはシュワブ沖の現行案か普天間基地の継続使用以外は受け入れないとの記事もあり、民主党が今更シュワブ沖案に戻れない以上、普天間基地の継続使用以外の選択肢は無くなったと言う事のようだ。これで以前に書いたように普天間基地の移転が10年、20年と遅れる事になれば、沖縄県民に対する民主党の背信行為は重大だと言わざるを得ない。
それにしても、昨年の総選挙前に書いたことがあるが、民主党は本当に政権を取るつもりでマニフェストを作ったのだろうかと思わざるを得ない。政権を取っても一体どうやって実現するつもりなのかというような項目が並んでいたからだ。政権さえ取れれば実現しなくてもかまわないとでも思っていたのだろうか。あるいは選挙向けの公約など、受けがよさそうな事を適当に並べておけば良いと思っていたのか。
いずれにしても、民主党が、与党としての責任を全く理解していなかったことは間違いない。
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