旧態依然たるパソコンの世界
妻のパソコンが旧式化し、新しいソフトについて行けなくなったので更新した。
パソコンとはPC-ATが出る前からの30年以上のつきあいで、機材の更新は幾度も行って来たが、その度に面倒で時間のかかるなセットアップ作業にうんざりさせられる。今回もまた、ほぼ半日をつぶされてしまった。
他の家電にはないこの作業も、パソコン業界の人には当然と思えるだろうが、私には一般消費者向けの電気器具としては全く不適切だと思っている。さらに言えば、パソコン業界の甘えとしか思えないのだ。
買って帰り、コンセントにつなげばそのまま使える、これが一般人向けの商品の正しいあり方だと思う。にもかかわらず、この業界はハードもソフトもメンテナンス性の悪さを放置しているし、インターネット経由でユーザー負担でメンテナンスを行わせるなど甘えきっている。
5年程度の耐久性しか見込んでいないことと併せて、一般消費者向けの商品としては落第点しかつけられない。
買って帰ればそのまま使える、新しいシステムの出現を切望する。またそれが出現すれば、現状の不出来なシステムはあっという間に駆逐されるだろう。
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