ワクチン反対派
しばらく前になるが、MSNがワクチン反対活動家を専門家の反対意見としてトップで紹介していた。
その専門家は神奈川県の保健衛生部門にいたことがある人だが、ワクチンは全て人体実験だから反対との趣旨だった。新型インフルエンザワクチンも半数以上で副作用が出ているから接種に反対するのだという。この人の言う副作用には、多くのワクチンで正常な体の反応のうちとして扱われる軽度の発熱など、一般には副作用として扱われない物も含んでいるようだ。
それにしても、ワクチンの副作用で死亡するリスクと、ワクチンをせずに死亡するリスクと、どちらをとるかは本人に任せればよいと思う。子供の場合は親が自分の責任で判断すべきだ。副作用を大げさに言い立てて不安をかき立てるような発言は不適切だ。副作用は後遺症や死亡にいたる危険度で判断すべきだから。
この人は、こんな発言を信じてワクチン接種をしなかった結果、感染して死亡した子供の親に何というのだろう。「ワクチンの副作用で死んだのではなくて良かったですね」とでも?
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