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October 12, 2009

今後の二大政党の対立軸(東京対地方)

自民党と民主党の2大政党体制になって、第二次大戦後長く続いた保守と革新の対立の図式は完全に消滅してしまった。両党とも、政治的に右翼から左翼までが属しているからだ。

それでは今後の日本の政治における対立軸は何になるのだろうか?米国の場合は、基本に北部と南部の利害があり、そこにキリスト教の原理主義と進歩主義が重なっている。

日本ではどうなるのか。それは東京対地方の利害対立になる可能性がある。伝統的に地方に地盤を持つ自民党と、東京を中心とする都市住民票に依存する民主党の体質を考えると、それが最もありそうに思える。東京とその周辺の地域、いわゆる東京圏の人口は、恐らく地方の村や中小都市の総人口を上回っているだろう。自民党は地方依存から簡単に脱却できないだろうし、地方の利益の代弁者も必要だ。

その結果、東京圏以外の大都市がその狭間で置き去りにされる可能性もある。既にその兆しが出始めている様な気もするのだが・・・・。

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