教員の服装
例によって話題狙いの発言が多い橋下氏が、今度は教員の服装に難癖をつけている。ジーパンがけしからんから禁止するというのだが、いつもながら些細なことで大騒ぎする人だ。
最も教員の服装についてはどうかなと主ことがないではない。それはテレビドラマでも見られるジャージ姿だ。あれはどうにもだらしなく見えて仕方がない。
地方に行くと中学生が全員ジャージで通学しているのをよく見掛ける。そのたびに教員や父母の感覚に首をひねっていたのだが、そのような学校では教員もジャージでいることが多いのだろう。
私が小・中学生だったころ、教員の服装はほぼ決まっていた。男性教員は背広(夏は開襟シャツ)、女性教員はワンピース(またはブラウスにスカート。スーツはまだ礼装扱いだったので公式行事以外はほとんど見掛けなかった)以外の人はほとんど見掛けなかった。体操の教師も実技の時間だけ運動着に着替え、教室の授業では背広だった。それは自分たちの仕事に対する誇りと生徒たちに対するけじめからくるものだったと思う。
いまは、ポロシャツとチノパンで来客を迎える迎えるだらしのない知事がいる時代なので、服装がある程度自由なのは仕方がないのかなと思う。ジャージ姿よりはジーンズの方がましかとも思う。しかしいずれにしろ、自分の仕事と生徒に対するけじめを大切にする教員は、教壇に立つときの服装ぐらい自分で管理するだろう。
追記;いずれにしろ、「橋下はん、あんたが言うんか?」という気がして、なにやら滑稽な・・・・・。
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