アメリカの大義は神の意志
米国人がアメリカ流を振りかざして世界に押しつけるのは、どうやら米国の建国の精神に由来する物のようだ。
ナショナルジオグラフィックの記事によると、1ドル札の裏面に描かれている「プロビデンスの目(ピラミッドの上に付いた目)」は「アメリカの大義が神の意志である」ことを表しているのだそうだ。熱心なキリスト教徒が多い(プロテスタント的原理主義者も多い)米国では、神の意志は絶対の正義であり、それに従うことはキリスト教徒としての義務であることになる。そして世界に神の意志をひろめることも。
どうやらこれが米国流を世界に押しつける理論的根拠になっているようだ。米国人にとってはそれが空気のように自然なことであり、異なる考え方を尊重するのは神の意志に反する誤ったことに感じられるのだろう。
追記(2009/09/18);「プロビデンスの目(Eye of providence)」はフリーメイソンの多数の紋章のうちのひとつとしても有名だそうだ。
参考:providence=神の意志、摂理, Providence=神
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