自業自得の自民党議員たち
自民党議員たちは党支持率が低いままの選挙に慌てふためいている。急いで総裁選を行って看板を掛け替えようとしているものも多いようだ。しかし彼らは重大な勘違いをしている。いまさら総裁を変えたところで支持率は回復しない。
なぜかと言えば、党支持率の低さは彼ら自身が招いたものだからだ。総裁選挙の時には、マスコミ人気の尻馬に乗って熱心にほめそやすが、何かあればとたんに非難の大合唱。安倍氏以来これが繰り返されている。国民の多くはこれにうんざりしているのだ。看板の掛け替えは最早通用しない。
自分たちが党の代表として選んだ総裁であれば、結束して支えるのが当然だ。にもかかわらず、自分たちは何の努力もせず、問題があれば総裁一人の責任にして自分たちはいい顔をしようとする。そんな無責任な集団が国民の信頼を失うのは当然だ。
総裁の資質や徳を云々する以前に、自分たちの無責任なあり方を改めるべきだ。さもなければ、いつまでたっても、またいくら看板を掛け替えても党勢は回復しないだろう。自民党の現状は自業自得、各議員の猛省を求める。
追記(2009/07/16);
議員総会請求の署名は代筆可だったそうだ。後から署名に参加したいというものがいると思えば、署名した覚えがないというものも。このでたらめぶりが支持率低下の最大要因だという事が全く分かっていない。
次郎を見習うべし!
追記(2009/07/20);
朝日新聞の調査でも、ここに来て自民党支持率が急降下している。麻生下ろしが、自民党にとって最後のとどめになったようだ。選挙後も自民党議員たちの身勝手な振る舞いが続けば、当分のあいだ党勢回復は望めないだろう。
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