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February 29, 2008

防衛省側による聴取は当然

防衛省側による「あたご」乗員からの状況聴取が非難されている。しかし私は非難する方が無理難題を言っていると思う。

事故当事者を管理する組織として、その場にいた者から聴取し状況を把握して救護策等を講ずるのは当然の義務だし、それをいちいち警察(海上保安庁は警察の一種だ)に断らなければいけないという規則もない。また、いちいち許可をもらおうとして、状況把握と対策が遅れればそれが非難されるだろう。むしろ、管理組織が先に聴取を行うべきだ。

非難している者達は、隠蔽工作だと決めつけて非難することが目的で非難しているようにしか見えない。もし、管理組織が単独で聴取を行うことが不当だというならば、警察組織の聴取に管理組織の担当者も立ち会わせるべきだ。そして、そこで得た情報を公開することと、それを元に善後策を講ずることを認めるべきだ。

管理組織としては、聴取をしてもしなくてもどうせ非難されるのだから、堂々とかつ迅速に行うべきだ。気を遣って通知するとすれば、事前でも事後でもどちらでも良い。


今回の事故で、海上保安庁が海上自衛隊への対抗意識から情報と現場の保全を優先し、自衛隊の活動を牽制した結果として救助捜索の初動が遅れたのでなければよいが。

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