時効なし
ロサンゼルス疑惑の元被告がサイパンで逮捕されたという。聞けば、カリフォルニア州では重罪に対する時効がないという。
時効がなければ、容疑者が生存している可能性がある限り操作を続けなければならないので、社会が負担せねばならない経費が増える。しかし時効がないと言うことは、重罪に対する抑止力を高めることになるだろう。
殺人、誘拐、ひき逃げになどについては、時効を廃止することを検討してはどうか。
それに加えてもう一つ。重罪に対する刑罰として、終身刑(懲役または禁固)を導入し、死刑廃止につなげてはどうだろう。終身刑は死刑より残酷だと言う意見もあるだろう。しかし冤罪と判ったとき、終身刑は取り消し、また金銭的には償うことができるが、執行済みの死刑は取り消しも償いもできない。
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Comments
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お邪魔します。
>殺人、誘拐、ひき逃げになどについては、時効を廃止することを検討してはどうか。
デイブ・スペクター氏が「アメリカの場合
は新証拠や新証言及び新しい鑑定法が出るま
では"保留"」といった事を言っていました。
自分はそちらの方が理に適っていると思いま
す。
>それに加えてもう一つ。重罪に対する刑罰として、終身刑(懲役または禁固)を導入し、死刑廃止につなげてはど
>うだろう。
かつてドイツでは死刑に代わって終身刑が
導入されましたが、「生きながらの埋葬」と
批判されて無くなったそうです。
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1.時効がないと言うことは逃げ得がなくなるということで、かなりな抑止力になると思います。もっとも、軽罪まで時効をなくしては経費がかかりすぎるので、重罪が対象と言うことですが。
2.終身刑が禁固の場合はそうでしょうね。ただ懲役刑の場合は、再審や恩赦のチャンスがあると言うことで、死刑よりはましだと思います。アメリカでは死んでも釈放されないような長期の懲役刑があるそうですが。
馬納戸昇(2007/02/24 Res.)
Posted by: ブロガー(志望) | February 24, 2008 03:04 PM