JR大阪駅の停電事故
JR大阪駅が停電して混乱したそうだ。照明、出札機はもちろん、改札機も使えず乗客は改札口を通らずに出入りしたとのこと。
ただ、こうなるとカード利用者には問題が発生する。JR大阪駅での乗降記録が書き込まれないため不正乗車したと見なされて、以後そのカードが使えなくなるのだ。このため、周辺駅では乗降記録の修正でまた混乱が生じたとのこと。
混乱の原因は一次的には変電所のトラブルだろうが、二次的には停電対策をしていなかった駅システムの設計にある。電子化が進んだ現在の駅では、運行用のシステムとともに、出改札などの駅管理業務でも停電対策が不可欠になっているわけだ。
今回の事故は、危機管理システムに出改札設備の停電が見落とされていたことを教えてくれた。それとともに、なにもかも電子的手段に頼ることの危うさも教えているのだが・・・・。
今回の教訓;「コンピューター、電気がなければただの箱」
« シーズン後のイチローは? | Main | セキュリティとは »
Comments