日銀が利上げ見送り
日銀が利上げ見送りを決定したとのこと。利上げを主張した強硬派もいたようだが、現在の実体なき好景気では当然の処置だろう。内閣もこれを歓迎しているとのこと。
と言うことは政府も景気状況が名目上だけの好景気で、実体がないことは承知していると言うことになる。実体のある好景気であれば、景気対策が成功した証しとして利上げを求めるだろう。しかし、一般消費が低調な現状では僅少な利上げでも、名目上の好景気を崩壊させかねないと言うわけだ。
実体のない虚像の好景気を実体のある物にするには、一般消費の中核である中低所得層に対して、明確な所得増の見通しを示すことが不可欠だ。財政改善のためにも、景気を改善して税収の自然増を図るべきだろう。
« 大震災13回忌 | Main | アフリカン コーラス »
Comments