妹殺し、その後
"事件後。両親は「なぜ、子供たちの悩み、苦しみを分かってあげられなかったか」と後悔の日々を過ごしている。「同時に2人の子供を失ったようだ」。父親は、そうつぶやいたという。"
毎日新聞(MSN) 2007年1月15日 23時50分より引用
「同時に2人の子供を失ったようだ」?はたしてそうだろうか。罪を犯した子供をもはや自分の子供ではないと見放しているようにも見える。これまでの報道からも、両親が子供に対して冷淡で精神的交流が希薄ではなかったか、と言う印象を受けているのだが。
何とか両親の関心を引いて認めてもらいたいという、2人の子供それぞれの葛藤が根底にあるような気がする。それが思うように満たされないため、妹は欲求不満を兄にぶつけ、兄はますます内向して、とうとう臨界点に達してしまったのではないだろうか?この事件を理解するためには、親子の関係を十分に解明する必要がある。
« デスクトップとノート;選択の基準 | Main | 迷走続く安倍内閣 »
Comments