「あるある」騒動
「あるある大事典」が実験を捏造したとして騒ぎになっている。しかし、もともとこの手の娯楽番組では、虚偽とは言えないまでも誇大な、あるいは正しいとは言えない内容が多いというのが常識だ。
特に、健康になる食品やダイエットに関する場合は虚偽すれすれを狙う場合が多い。実験の画像も、現在の画像処理技術でどうにでもできるので全く信用できない。登場する学者達のコメントも番組のテーマに迎合した、首をかしげるような大げさな内容が多く、売名あるいは研究室の運営費稼ぎが目的ではないかという感じがすることもある。
と言うわけで、もとからお笑い番組と割り切って、話し千分の一ぐらいに聞いておけば間違いはない。捏造も笑いをとるためのギャグと思えば腹も立たない。ただ、番組内容が詐欺商法に利用されることも多いので、それだけは気を付けたいものだ。
追加;「試してガッテン」の「血液サラサラ商法のごまかし」に関する放送を思い出した。健康商法には、「そんなことをすると体に悪そう」いうものも多いし、体によいという理由がみあたらないものも多い。特に生体にとっての微量元素のとりすぎは有害と考える方がよい。逆に全くとらないのも有害だが、普通の食事をしていれば必要量は摂取できるはずだ。
« 携帯電話の新サービス案 | Main | 米国の迷走 »
« 携帯電話の新サービス案 | Main | 米国の迷走 »
Comments