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January 20, 2007

銀塩写真

相変わらず銀塩写真を愛用している。プロしか手を出せない価格だったデジタル一眼レフも、銀塩カメラの普及品に価格性能とも近づいてきたようだし、特に拒絶しているわけではないのだが、30年近く愛用して手になじんだカメラを捨てるのも心残りだ。フイルムスキャナーはあるので、画像のPCへの取り込みも問題はない。

ただ、このカメラがいつまで働いてくれるのかがいささか気がかりになってきた。というのはこのカメラの5年ほど前に購入して、予備機として使ってきたボディのシャッター膜が動かなくなってしまったからだ。手動絞り、手動フォーカスのこのカメラは、自動絞りでは心許ない条件下での撮影に愛用してきたのだが修理すべきか思案中だ。もっともメーカーが事業を売却してしまったので、引き継いだメーカーが修理に応じてくれるかどうかも分からない。

と言うわけで、今のうちに銀塩カメラの後継機を購入するか、あきらめてデジタル一眼レフに乗り換えるべきとカメラ店を覗いている。だんだん銀塩カメラの中級機が店頭から姿を消し、普及機と高級機だけが残っているのが先行きの不安をかき立てる。解像度がギガピクセル台で、感度が1600(ストロボを使いたくない屋内撮影で使用する)まで使える普及機が出れば買うかと思ったりもするのだが。

しかし、商品寿命が短いため補修サービスがいつまで受けられるのかと言った不安が、手を出すのをためらわせている。特に電子機器メーカーの製品にはその不安が強く、製造終了後5年間などというのであればとても使えない。

注;撮像素子のカラーフィルターの経年劣化を考えると、10年後、15年後に補修可能であるかどうかが大きな問題である。色再現性が悪くなっても、その時点では素子が入手できないため交換不可能である可能性が高い。それだけの理由で、手になじんだカメラを捨てるのは残念だ。

追伸;と言っているところでシャッタースピードダイヤルが壊れてしまった。クリックストップが全く効かない。メーカに修理可否の問い合わせメールを出したがはたしてどうなるか・・・・。

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