映画「我が道を往く」
表題のDVDを見かけたので、なつかしくなって買ってしまった。一金500円也。安い!DVDは高くてあまり買う気がしないのだが、名画座の入場料1回分程度となると買っても良いかなと思う。
表題の映画は、昔はTVのクリスマス映画の定番の一つだったが最近は見なくなった。最近の映画と較べると画像が悪いが、モノクロの渋い画面がかえってしみじみとした物語の印象を強めている。デジタル処理でもっとくっきりとした画面にできるのだろうが、この物語にはこの方がよい。
この映画が作られたのはまだ戦争中の1944年。戦争をしながらこんな映画を作る余裕がある国には、挑んでみたところで勝てるはずもなかった。
ところで、もう1枚手に入れたい映画がある。同じく昔はTVのクリスマス映画の定番だった「五つの銅貨」だ。しかしWebで検索した限りでは、日本では出版されていない様子。誰か廉価版で出してくれませんか?
隣人愛と家族愛をテーマにした二つの映画。人間関係が問題になっている今だからこそ、もっと見られても良いと思う。特に学校での鑑賞をお奨めしたい。
「我が道を往く」(Going My Way 1944) DYK-032,Office YK Pictures 字幕付き
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