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August 08, 2004

トンネル内炎上事故について

幼児3人を含めて5人が亡くなった痛ましい事故がありました。 亡くなった方々にはお悔やみを申し上げます。 ただ、パンク修理のためとはいえトンネル内に車を止めたことには疑問を感じます。 長いトンネルでは故障車のための待避所が400~500mごとにありますが、今回の車両は待避所ではなく走行車線に車を止めていたようです。 出口まで約200mの位置とのことですが、なぜトンネルを出てから修理しようとしなかったのか疑問に思います。

私もパンクの経験はありますが、一輪だけのパンクで走行不能になることはありません。 私がパンクしたのは山道でしたので、ジャッキアップできる平らな場所を求めてハンドルと格闘しながら(昔の事でパワーステアリングが付いていなかったのです)しばらく走りました。 パンクしたのが右前輪だったため左カーブでは極端な徐行が必要でしたが、とにかく低いギヤでゆっくり走ることは可能でした。

今回の事故車両も、とにかくトンネルから出て十分な広さの路側帯があるところに車を止めていれば、事故は予防できたと思います。 エンジンや駆動系の故障で動けなくなった場合は仕方がありませんが、動ける限りはトンネル内の走行車線に車を止めるべきではないと思います。

お子さんを亡くされた運転者の方は本当にお気の毒ですが、同種事故の再発を防げればと思いあえて書くことにしました。

2004/08/08 馬納戸昇(UMANANDO NOBORU)

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