January 2023
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ

音楽

January 09, 2023

LP取り込み

長く中断していたLPの取り込みを再開した。

昔のオーディオセットはまだ使える状態に維持しているので、再びこれを利用して取り込みを行う。

ターンテーブルはパイオニアのPL-1200だが、ダイレクトドライブなのでいまのところ異常なく動いてくれる。 ベルトドライブだったらベルトが劣化してこうはいかないだろう。 これはダイレクトドライブの強みだ。

オーディオセットはONKYOのLiverpool200シリーズで約40年前当時のセパレートタイプの普及型だったものだ。 ターンテーブルからの信号をプリメインアンプのLINEOUT端子から取り出してA/Dコンバーターに引き込む。

A/DコンバーターはローランドのEDIROL UA-3FXで、これも約20年前の製品だが特に問題も無く動作する。

PCはゲーム用に使っているWinXPのノートパソコンにUA-3FX用のドライバーと、これもWinXP用の取り込み用ソフトのSound it!を使用した。

この状態でLP片面を44.1MHzで一気に取り込むとバッファー不足の警告が出る事があるが、2回に分けて取り込めば良いので問題は無い。 ノートパソコンのレジストリ設定を変えてバッファーを増やせば済むことだが、そうするまでもなさそうだ。

ノートパソコンはデスクの空き容量もRAMも少ないので、こうして取り込んだデータをUSBメモリに移してデスクトップで曲ごとの分割やノイズ処理などを行っている。 これには Sounit 8 lite を使っていたが、PCの初期化やシステム変更を繰り返したりしている内に、アクティベーション回数を使い切ったとエラーメッセージが出てアクティベーションが出来なくなった。 ソフトのメーカーに連絡をすればナントカできそうだが、めんどうなのでフリーソフトの Audacity に変えてみた。 ざっと使ってみた限りでは問題はなさそうだ。 スパイクのイズ除去を行っても違和感は無いが、しいて言えばキューの複数設定機能があれば分割が便利になる。

これらに加えて、LP板そのものは全て50年以上前の物。 見たところ異常はなさそうだ。 よく保ったものだと感心する。

まだ10枚ほどの未取り込みPLがあるが、取り込み後の処理に時間がかかるので、1日1~2枚のペースでのんびり進めることにする。


December 26, 2022

Battle at Konotop(コノトープの戦い)

「Ukrainian Bandurist Chorus」と言う、ロシア革命でカナダに亡命したウクライナ人のグループのCDを聞いている内に、「Battle at Konotop(コノトープの戦い)」と言う曲があった。 ウクライナの現状から、これはどんな戦いだったのかを調べてみた。

その結果、これは17世紀に当時はポーランドの保護下にあったウクライナに侵入した帝政ロシア軍とポーランド・ウクライナ連合軍との戦闘で、ウクライナ北東部にあったコノトープ城をめぐって行われた様だ。 包囲戦の結果ポーランド・ウクライナ軍が勝利してロシア軍が撃退されたそうだ。

wikiではこの戦いと並べて、今回の開戦直後にコノトープに侵入したロシア軍を、市民が包囲して説得して撤退させた事例も紹介されている。 コノトープは今後もウクライナ人の誇りとして残りそうだ。

補足;この曲は Hryhory Kytasy と言うメンバーの一人が20世紀後半に作曲したもののようだ。




October 26, 2020

Amazonが不便になった

これまで時折CDを購入してきたのだが、最近内容曲名リストが泣くなり不便になった。 仕方が無いから他のサイトで内容を確認後価格を比較して安い方から降級するという事が多くなりそうだ。 いままでも価格比較は行ってきたのだが、廉価版CDのように価格がほとんど変わらない事も多かったので不便になったと言わざるを得ない。

これからはHMVやタワーからの購入が増えそうだ。

May 12, 2019

ピアノとハープシコード

手元に2組の「イギリス組曲全集」がある。 一方はアンドラーシュ・シフのピアノ演奏でもう一方はヘルムート・ヴァルヒャのハープシコード演奏だ。 これを聞き比べてピアノとハープシコードの性格の違いを改めて感じた。

ピアノでの演奏はメリハリがあって華やかだが、ハープシコードでの演奏は平板でメリハリが無い。 その結果ピアノの演奏はコンサートホールにふさわしく感じるが貴族の城館のホールにはイメージが合わない。 これに対してハープシコードの演奏は地味でコンサートホールでは物足りないが貴族の城館のホールにはしっくりする。

これはどちらが良いと言うのでは無く、楽器の性格が曲の性格まで変えてしまうと言うことだ。

私の好みで言えば、くつろぎたい時にはハープシコードが、気分を上げたい時にはピアノが合う。 ただの偏見か先入観と言うだけのことかもしれないが・・・・。

October 23, 2018

犯罪賛美の歌

家出した少年を家に連れ帰って泊めた女性が未成年誘拐で逮捕されたそうな。

その記事を読んでジャズの名曲「家においでよ(Come on-a my house)」を思い出した。 この歌ではキャンディや玩具、クリスマスツリーなどすてきな物がたくさんあるよ、全部上げるから私の家においでよと子供を誘っている。 これはまさに上記の女性と同じだ。 いや積極的に誘っている点で逮捕される可能性が高い。

さらに思い出すのは坂本九がヒットさせた「明日がある」だ。 この歌では、心引かれる少女の後を家までつけていく少年の気持ちを歌っているので、ストーカーの歌と言える。 もっともこれは、あの時代のローティーンの男の子には珍しくもない行為だったし、女の子の方もそれを楽しむところが有った。 だが今は、これは立派なストーカー行為で犯罪として処罰されかねない。

他にも、曲が作られヒットした時代には誰も問題にしない普通の行為だったが、今は犯罪となる行為を歌った歌は他にもありそうだ。

October 16, 2016

ニュー・ベスト・バロック100

ポピュラーなバロック音楽を100曲集めたコンピレーションアルバム。ジャケットにはエラートとワーナークラシックとあるので、エラートの音源を使ったものと思われる。ただしジャケットは味も素っ気も無い。

内容はBGMなどでよく聞く曲が多数含まれているので、詳しくはないがクラシックは好きだと言う人が気楽に聴くのによい。また、六枚組で全演奏時間が7時間近くと長いので、何かの作業中のBGMに使うのにも適している。
CD情報
タイトル;「ニュー・ベスト・バロック100」
           WARNER CLASSIS WPCS-12920/5
           ワーナーミュージックジャパン ¥2,315

曲目リスト
Disc1;フェイバリット・バロック
①パッヘルベル/カノン 二長調
②ヴィヴァルディ/「四季」より「春」第1楽章
③ヘンデル/オンブラ・マイ・フ(ラルゴ)~歌劇「セルセ」より
④J.S.バッハ/無伴奏チェロ組曲第1番 BWV1007より 1.プレリュード
⑤ボッケリーニ/メヌエット~弦楽五重奏曲 作品13-5 第3楽章
⑥ヘンデル/シバの女王の入場~オラトリオ「ソロモン」より
⑦ヘンデル/天のいと高きところには神の栄光
⑧J.S.バッハ/平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第1番 ハ長調 BWV846より 前奏曲
⑨グルック/精霊の踊り~歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」より
⑩クラーク,パーセル/トランペット・ヴォランタリー
⑪ヘンデル/調子のよい鍛冶屋
⑫ヴィヴァルディ/「四季」より「夏」 第3楽章 プレスト
⑬ヴィヴァルディ/協奏曲 ヘ長調 RV570 「海の嵐」 第1楽章 アレグロ
⑭J.S.バッハ/フランス組曲 第5番 BWV816より アルマンド
⑮アルビノーニ,ジャゾット/アダージョ
⑯J.S.バッハ/トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
⑰J.S.バッハ,グノー/アヴェ・マリア

Disc2;朝のバロック
①J.S.バッハ/羊は安らかに草をはみ~カンタータ 第208番 BWV208より
②ヘンデル/ハープ協奏曲 変ロ長調 第1楽章 アンダンテーアレグロ
③J.S.バッハ/目覚めよと呼ぶ声あり~カンタータ 第104番 BWV1400
   [オルガン版:シュプラー・コラール BWV645]より
④D.スカルラッティ/ソナタ ニ短調
⑤J.S.バッハ/ああ、コーヒーのおいしいこと~コーヒー・カンタータ BWV211より
⑥アルビノーニ(バウムガルトナー編曲)/協奏曲 変ロ長調 作品7-3 第1楽章
⑦ヴィヴァルディ/2つのマンドリンのための協奏曲 ト長調 RV532より 第1楽章 アレグロ
⑧J.S.バッハ/ギター組曲 ホ短調 BWV996より ブーレ ー ジーグ
⑨ラモー/愛神の勝利~歌劇「ピグマリオン」より
⑩C.P.E.バッハ/チェロ協奏曲 イ長調 H439 第3楽章 アレグロ・アッサイ
⑪ロッティ/美しい唇よ、おまえは言ったのだ
⑫J.S.バッハ/メヌエット ト長調 BWV Anh.114
⑬ヘンデル/合奏協奏曲 ト長調 作品6-1 第2楽章
⑭J.S.バッハ/ブランデンブルグ協奏曲 第4番 ト長調 BWV1049 第3楽章 プレスト
⑮ヘンデル/見よ、勇者は帰る~オラトリオ「マカベウスのユダ」より
⑯J.S.バッハ/小フーガ ト短調 BWV578

Disc3;ティータイム・バロック
①ヴィヴァルディ/マンドリン協奏曲 RV425 第1楽章 アレグロ
②J.S.バッハ/ヴァイオリン協奏曲 第2番 ホ長調 BWV1042 第1楽章 アレグロ
③J/S/バッハ/フルート・ソナタ 変ホ長調 BWV1031 第2楽章 シチリアーノ
④J.S.バッハ/無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006
    第3楽章 ロンドー形式のガヴォット
⑤テレマン/フルート、ヴァイオリン、チェロのための三重奏曲 イ長調
    (ターフェルムジーク1)第2楽章 アレグロ
⑥J.S.バッハ/主よ、人の望みの喜びよ~カンタータ 第147番 BWV147
    「心と口と行いと命もて」より
⑦J.S.バッハ/シンフォニア~カンタータ 第29番 BWV29 「神よわれら汝に感謝す」
⑧テレマン/リコーダーと弦楽のための組曲 イ短調 第2曲 楽しみ
⑨J.S.バッハ/チェンバロ協奏曲 ヘ短調 BWV1056 第2楽章 ラルゴ
⑩タルティーニ(デュバン編曲)/「悪魔のトリル」より アレグロ
⑪ヴィヴァルディ/協奏曲 ハ短調 第2楽章 ラルゴ、ア・ピアチメント
⑫ラモー/タンブーラン Ⅰ&Ⅱ
⑬パーセル/ロンドー~劇音楽「アブデラザール」より
⑭J.S. バッハ/管弦楽組曲 第2番 ロ短調 BWV1067より 序曲、メヌエット、バディネリ
⑮J.S.バッハ/パルティータ 第1番 変ロ短調 BWV825より 前奏曲
⑯J.S.バッハ/イギリス組曲 第6番 ニ短調BWV811より ガヴォット
⑰ヘンデル/組曲「水上の音楽」より アリア
⑱J.S. バッハ/ブランデンブルグ協奏曲 第2番 ヘ長調 BWV1047より 第1楽章 アレグロ

Disc4;夜のバロック
①J.S. バッハ/G線上のアリア(管弦楽組曲 第3番 BWV1068より エア)
②ヴィヴァルディ/「四季」より「冬」 第2楽章 ラルゴ
③ヘンデル/私を泣かせてください~歌劇「リナルド」より
④J.S. バッハ/ゴルトベルク変奏曲 BWV988より アリア
⑤バード/白百合で~「レディ・マディガンのための悲歌」より
⑥カルダーラ/カンタータ「耐えてください、いとしいアルチーノ」より
⑦モンテヴェルディ/フィナーレの二重唱~歌劇「ポッペアの体感」より
⑧W.F.バッハ/チェンバロ・ソナタ 変ホ長調 ラルゴ~プレスト
⑨マルチェッロ/オーボエ協奏曲 ハ短調 第2楽章 アダージョ
⑩ロッティ/十字架にかけられ(10声)
⑪ヴィヴァルディ/協奏曲 ト短調 RV439 「夜」(リコーダーのための)
⑫ヴィヴァルディ/2つのチェロのための協奏曲 ト短調 RV531 第1楽章 アレグロ
⑬テレマン/オーボエ、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ヘ短調 第2楽章 ラルゴ
⑭A.スカルラッティ/熱い血潮よ~オラトリオ「エルサレムの王ゼデキア」より
⑮D.スカルラッティ/ソナタ イ長調 K208 アンダンテ・エ・カンタービレ
⑯パーセル/夕べの賛歌
⑰パーセル/シャコンヌ ト短調

Disc5;宮廷のバロック
①ヘンデル/組曲「水上の音楽」より 序曲~アラ・ホーンパイプ
②パーセル/妖精の踊り~劇音楽「妖精の女王」より
③パーセル/おお、孤独よ
④パーセル/行け、汝ら芸術の子ら~「メアリー女王の誕生日の頌歌」より
⑤ダウランド/涙のパヴァーヌ
⑥パーセル/ベリンダ、お前の手を~私が土の中に~力なく翼を垂れた~歌劇「ディドーとエアネス」より
⑦パーセル/音楽が愛の糧となるのなら
⑧シャルパンティエ/ファンファーレ~「テ・デウム」より
⑨フランクール/今とるダンス~「アルトワ伯の婚礼の宮廷祝宴のためのサンフォニー集」ト短調より
⑩ラモー/ヴェジネ~「コンセールによるクラブサン曲集」 第1コンセールより
⑪マレ/嘆き~ヴィオール曲集 第3巻より
⑫ド・ラランド/そのとがが許され~グラン・モテ「そのとがが許され」より
⑬リュリ/我々を悩ます冬が~歌劇「イシス」より
⑭クープラン/王妃マリー~「クラブサン曲集 第4巻」第20組曲より
⑮シャルパンティエ/アンティフォナ「レジナ・チェリ」 H32
⑯ラモー/アリア:喜びと悲しみよ、支配せよ~歌劇「優雅なインド人」より
⑰ラモー/シャコンヌ~歌劇「優雅なインド人」より

Disc6;聖なるバロック
①アレグリ/ミゼレーレ
②J.S. バッハ/神よ、哀れみたまえ~「マタイ受難曲」 BWV244より
③J.S. バッハ/マニフィカト~「マニフィカト」 BWV243より
④J.S.バッハ/こと果たされぬ~「ヨハネ受難曲」BWV245より
⑤J.S. バッハ/ああ主よ、汝の御使いに命じ~「ヨハネ受難曲」 BWV245より
⑥J.S. バッハ/全地よ、神に向かいて歓呼せよ~カンタータ 第51番 BWV51より
⑦ビクトリア/おお、道行くすべての者よ~「聖土曜日のためのレスポウソリウム」より
⑧ペルゴレージ/悲しみに沈める聖母は涙にくれて~「スターバト・マーテル」より
⑨ヴィヴァルディ/天のいと高きところに~「グローリア」より
⑩ヴィヴァルディ/キリストの聖母のかくも悩み給えるを見て~「スターバト・マーテル」より
⑪モンテヴェルディ/賛歌「めでたし、海の星よ」~「聖母マリアの夕べの祈り」より
⑫ヘンデル/主はわが主に言われた~紙片109「主は言われた」より
⑬J.S. バッハ/アニュス・デイ~「ミサ曲 ロ短調」 BWV232より
⑭J.S. バッハ/シンフォニア~「クリスマス・オラトリオ」 BWV248より
⑮ヘンデル/ハレルヤ・コーラス~「メサイア」より

最近この手のコンピレーションアルバムをよく買っている。演奏者を選ばずに気楽に聞くのであれば一曲あたりの単価が安いのが良い。また、メロディーは知っているが曲名を知らない曲や、今まで聞いたことがない好みの曲を見つけるのも楽しい。

October 03, 2016

アルビノーニのアダージオ

先週2016/10/01の「ららら、クラシック」では「アルビノーニのアダジオ」を取り上げていた。人気の高い曲で、様々な場面やアレンジの演奏で使われよく聴く曲であることはご存じの通りだ。

この曲はバロック音楽として扱われることが多いが、私は曲名を知るまではマスネーかマスカーニあたりのイタリアオペラの間奏曲かと思っていた。イタリアオペラの間奏曲、時に最終幕の前の間奏曲には感情をかき立てる様な曲が多い、それがこの曲に似ているからだ。

この曲の作曲者が20世紀の音楽学者ジャゾットであることがわかっているので、これをバロック音楽として扱うことには異論がある人も少なくないだろう。しかし、この曲のモチーフがアルビノーニの物であるかどうかはさておき、これが名曲であることは間違いが無い。だから私は、そんな詮索は脇に置いて楽しむことにしている。

March 18, 2016

ミュシャのジャケット絵;ドヴォルザーク歌曲集CD

以前の記事「ふたつの少女合唱団」で書いたCDの一方にドヴォルザークのモラヴィア2重唱曲集の曲が2曲含まれていた。これまでは「母が教えたまいし歌」(最近は「母が教えた歌」が一般的らしいが)の印象でやや重厚な曲が多いのではと思っていたが、この2重唱曲は2曲とも軽やかな印象で認識を改めた。そこでドヴォルザークの歌曲集のCDを買って他の曲も聴いてみる事にした。

購入したのは「Dvořák Zigeunerlieder 演奏;Genia Kühmeier(Sopreno), Bernarda Fink(Alto),Kristoph Berner(Piano) Harmonia Mundi HMC902081 2012年」で「ジプシーの歌」、「モラヴィア2重唱」、「聖書の歌」のそれぞれ全曲が収められていて、各曲とも余裕たっぷりの演奏で楽しめる。

ところで、このCDのジャケットの絵はどう見てもミュシャだ。しかし、見慣れたものとはやや雰囲気が異なるので元絵の見当が付かなかった。そこでネットで探してみたのだがかなり手こずった。結局、1912年製作のモラヴィア地方の宝くじのポスターの一部分と判明したのだが、あまり広くは知られていない作品のようだ。

参考までにジャケット絵をあげておく。

ミュシャの絵の前に立つ幼い少女という趣向のようだ。ミュシャの絵の人物としては珍しく、ひたとこちらを見つめている。

追記(2016/03/20);
その後付属のブックレットの裏表紙のフランス語をじっくり眺めると、「Couverture;Alphonse Mucha, Loterie du sud-ouest morave, 1912 (extrait d'une affiche pour la promotion l'école Moravie) 」と書いてあるのを見つけた。手持ちの辞書を当たってみると、「表紙;アルフォンス・ミュシャ,南西モラビアの宝くじ,1912年 (モラビアの学校の向上支援のためのポスターより抜粋)」と言う意味のようだ。だとすると、少女が持っているのは教科書とノートだろうか。

このブックレットは裏表紙が紙製のジャケットに差し込まれていて、初めのうちはこれが引き抜けるとは思わなかった。このためジャケットの両面とブックレットの中ばかり探していて、裏表紙にこのような記載があることには気がつかなかった。

March 13, 2016

SACD

音楽CDを探していると、時折SACDに行き当たる。今のところCD全体の中ではごく僅かなのだが、SACD/CD複合ディスクを除けば専用プレーヤーでなければ再生できない。そこで興味を持ってSACDプレーヤーにはどんな物があるのかを調べて見た。

調べて見ると数機種を除くと¥10万~数十万と高価な物ばかりだ。ディスク自体も若干高めなのだが、これはとても普及を図ろうとした価格ではない。本気でSACDの普及を図るつもりであればプレーヤーも普及品がなくてはならない。まずオーディオマニアを対象として普及させようとしたが、高分解能音楽データのオンライン販売が一般化して機器の普及が進まなかったというところかもしれない。現状では機器メーカーには全くやる気がなさそうだ。大半のSACDのデータをオンラインで購入でき、それは高価なデジタルオーディオ装置でも一般のパソコンでもそれなりに再生できるとあれば、それも当然のことではある。

SACDもソニーが主導した規格だが、デジタルレコーダーに駆逐されてしまったMD同様普及しないままに廃れそうに見える。もっとも高分解能オーディオ自体、騒音の多い環境で聞く事が多いポータブルオーディオでは全く意味が無い。しかし、購入した音楽データをポータブルオーディオ装置にコピーして持ち歩いて聞くと言うスタイルが広まった現在、コピー防止がかけられていて簡単にデータを移動できないSACDに、消費者が魅力を感じないのは致し方のないことだ。

February 27, 2016

ふたつの少女合唱団

北欧の伝承曲の合唱を探していて、二つの少女合唱団のCDを見つけた。

ひとつはドイツのウエストファーレン地方の Die Westfälischen Nachtigallen(ウエストファーレンのナイチンゲール)という合唱団で、Mädchenchor der Stadt Ahlen とあるのでウエストファーレン北部のアーレン(Ahlen)という町で活動しているらしい。年齢は、ウエブサイトの写真で見ると小学校高学年から高校生ぐらいまでのようだ。

特徴は、地声だがとにかく元気が良く歯切れが良いこと。「霞か雲か(小鳥は来たよ)」や「愉快に歩けば」、「別離(ムシ・デン)」など日本でもなじみ深い曲も含まれている。曲目と相まってNHKの「みんなの唄」にそのまま出しても良いような感じで気楽に楽しめる。

タイトル、曲目は以下の通り。CD2枚組でそれぞれの演奏時間が39分程なので、以前に出した2枚組のLPをそのままCDに仕立て直したものだろう。

タイトル;「Die Froehlichen Lieder der Heimat」 2枚組
レーベル;ACANTA
演奏;Die Westfälischen Nachtigallen
録音年度;不明
曲目;CD1
1. Amboss-Polka
2. Tulpen aus Amsterdam
3. Heidi(補足1参照)
4. Wer recht in Freuden wandern will
5. Jeztkommen die lustiegen Tage
6. Das Lieben bringt groß' Freud'
7. Im schönsten Wiesengrunde
8. Der Mai ist gekommen
9. Alle Vögel sind schon da(小鳥は来たよ/霞か雲か)
10. Schön ist es,auf der Welt zu sein
11. Hey,das ist Musik für mich
12. Drüben in der Heimat
13. Radetzky-Polka(ラデッキーマーチ)
14. Nun ade, du mein lieb' Heimatland
15. Das Glück der Weld/Amazing Grace(アメイジング・グレース)
曲目;CD2
1. Liechtensteiner Polka
2. Mein Vater war ein Wandersmann(愉快に歩けば)
3. Das Wandern ist Müllers Lust
4. Eine Kustche voller Mädels
5. Horch, was kommt von daraußen rein(夏の山)
6. Nun leb wohl, du keine Gasse
7. Es wollt' ein Reiter jagen
8. Es steh'n drei Birken auf der Heide
9. Westfalen-Walzer
10. Ein Jäger aus Kurpfalz
11. Herz-Schmerz-Polka
12. Die Post im Walde
13. Wenn in Spanien die Gläser klingen
14. Wem Gott will rechte Gunst erweisen
15. Muss i denn zum Städtele inaus(別離/ムシデン)


もうひとつはスエーデンのストックホルムにある Adolf Frederik's Girls Choir と言う合唱団で、同名の音楽学校に所属しているらしい。年齢は12歳から15歳とある。この学校には少年合唱団や混声合唱団もあるようだ。

こちらは上の合唱団とは対照的に、日本で言えば中学生の年齢とは思えないよく訓練された声で端正な演奏を聞かせてくれる。どちらかと言えば真面目に聞く人向き。曲目は北欧民謡の他、クラシックの有名作曲家の作品が含まれている。

タイトル;「I'm here! And you?」
レーベル;Swedish Society Discofil
演奏;Adolf Frederik's Girls Choir
録音年度;2005年
曲目;
1. Vem kan segla(Who can sail?) スエーデン・オーランド地方の民謡
2. Vi gångar oss(We walk astep) スエーデン・ゴットランド地方の踊り遊び歌
3. Vi foro över sjön(We went across the lake) スエーデンの遊び歌
4. Jag unnar dig ändå allt gott(And yet I wish you well) スエーデン・ダレカリア地方の民謡
5. Soound the trumpet Henry Purcell作曲
6. Let us wander Henry Purcell作曲
7. On suuri sun rantas autius(How lonely is your shore) フィンランド民謡
8. Läksin mina kesäyönä käymään(And I walked the vales) フィンランド民謡
9. Zajaká(A maid walked the green meadow) Antonín Dvorák作曲
10. Dyby byla kosa nabrósená(If my scythe had been allsharp) Antonín Dvorák作曲
11. Faderittan satt på taket(Falalala sat on the roof) Jan-Åke Hillerud作曲
12.  Gustav Vasa
13.  Ont i magen(Stomach ache)
14.  Vår Gud på Gustav Adolfs torg(Rock of Ages let our king)
15.  Fjorton höstar(Fourteen horses)
16. Are you sleeping, Brother John? フランス民謡(フレール・ジャック)
17. Vejnemöjnen muzsikál(Wise old Vejnemöjnen) Zoltán Kodály作曲
18. Dona nobis pacem 伝承カノン
19. Människans hem(The home of mankind) Pelle Olafson作曲
20. Panis angelicus César Frank作曲
21. Ave Maria Bach/Gounod/Hillerud
22. Salut Printemps!(We sing to spring!) Cloude Debussy作曲
23. Laulusild(Bridge of song) Veljo Tormis作曲
24. Här är jag! Var är du?(I7m here! Where are you?) karin Rehnqvist作曲
25.  Livsdansen(Dance of life)
26.  Hörru Vecko-Revyn!(Listen! Teenage Review)
27.  Stora kroppsvalsen(Big Body Waltz)
28.  Alla människor(All us human bieings)
29.  När jag är... Hörru... Varför det?(When I am... Listen... Wonder why?)

Die Froehlichen Lieder der Heimat

I'm here! And you?

この写真をぼかして白黒にしたものをディスクのラベルにしているが、どう見ても心霊写真で当人たちにはかわいそうな気がする。

補足1(2016/03/07);
僅かに聞き取れた歌詞の内容(太陽、もみの木、など)が気になって調べて見たところ、これは東映動画の「アルプスの少女ハイジ」がドイツで放送された際に、主題歌として作曲された物のようだ。作曲家の映画等の主題曲リストの動画中に、お馴染みのハイジの顔が有った。