ノーベル文学賞は女性小説家に
2022年度のノーベル文学賞はフランスの女性小説家アニー・エルノー氏に決まった。 昨年からノーベル文学賞は男性に偏っているとの非難を浴びているので、今年は女性に授与されるのだろうと予想していたがその通りになった。
ノーベル文学賞は、小説、戯曲、詩、評論、哲学などの分野があるので今年は評論か哲学科とも思っていたのだがまたも小説だったのは少々意外。
もう一つ意外だったのは毎年大騒ぎするハルキスト達が静かだったこと。 今年は女性の可能性が高いと分かっていたからなのか、毎年騒ぎ続けたのでくたびれたのか。 そういえば、出版社も本人もこの数年なりを潜めている。 ノーベル賞を取りやすい作品に方向性を変えようとしているのかも知れない。 カズオ・イシグロ氏のように、欧米のインテリに評価される作品でなければノーベル賞を取るのは難しいが、さて次はどんな作品を出すことになるのだろうか。
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