最悪のことが起きるには最良のタイミング
世の中、最悪のことが起きるタイミングにはいろいろある。 最悪のタイミングで起きることもあれば、起きることが避けられないのであれば最良のタイミングであることもある。 阪神大震災も夜明け前というタイミングは、最悪のことが起きるに下は最良のタイミングだったと思っている。 その時間であれば多くの人はまだ自宅におり家族と一緒にいただろう。 自宅にいたために被災して亡くなった方も少なくない。 しかしこれが日中であれば、外出して散らばっている家族の安否を確認しようと大混乱になっていただろう。 我が家もまだ全員が家にいたので安否確認の必要はなかった。
それとは少し異なるが、安倍氏の暗殺は自民党にとって最悪のことが起きるには最良のタイミングだったろう。 投票日直前だったため同情票が集まり、そのおかげで当選できた比例代表候補が何人かはいるあろう。 また、統一教会疑惑が露呈するのは投票後だったので影響が無かった。 さらに次の大きな選挙は当分無いので、責任を全て安倍氏に押しつけてとぼけ続けることが出来る。 そうすれば人の噂も75日で、今大騒ぎしているメディアも3ヶ月も立てば飽きて関心を失っているだろう。 従って安倍氏は失ったものの自民党としては大きな被害を受けずに済みそうと言うわけだ。
こんな書き方をすると安倍氏に冷淡すぎるという批判もあるだろう。 しかし政治の世界は議席が全て。 その為に必要な金や票が手に入るのであれば、悪魔との契約も辞さない「先生」方には、統一教会との縁切りも出来てよい結果が期待できるというものだ。
Recent Comments