1ドル=90円の時代もあった
かつて円が高騰して1ドル=90円付近になった時期があった。 当時は1ドル=80円も有りうると想定して対策に懸命なっていたが、幸いにそこまでの円高にはならなかった。
1ドル=90~100円はしばらく続いたがそれで倒産した企業はあまりなかったように記憶している。 しかしあの手この手で製造コストを下げ、国際競争力を維持する努力は続けられた。
それから4半世紀が経ち1ドル=130円の時代だが、1ドル=110円でもやっていけないと言うのは日本企業の国際競争力が低下したのだろうか?
低金利で円レートを下げ続けるのは、日本企業の国際競争力が理由ではなく、低金利で投機市場の高値を維持したいからでは無いのではないかと考えてしまう。 金利を上げると、日銀が大量に保有する国債その他の価格が下がり、膨大な評価損がでるからではないだろうか。
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