EVは使い捨て?
先日、北欧の男性が中古で購入したテスラ車の劣化した電池の交換に、約250万円を要求された事に怒って爆破したという記事があった。 これは極端な話かも知れないが、劣化した電池の交換費用がEV車の泣き所になるかも知れない。
スマホでも同じだが電池は充電を繰り返していると次第に劣化して容量が減ってしまう。 市販の充電池は皆再充電何回で容量が80%に低下とか50%に低下するなどメーカーサイトでは表示されている。 これは電池が利用している化学反応が完全には可逆でないからで、充放電を繰り返している内に電極が消耗するためだ。
この為EVでも何年かすると電池が劣化して、初期の能力を維持するためには新品との交換が必要になる。 しかし現状では電池が極めて高価で、新車価格の何割かが必要になりそうだ。 この為電池を交換するより、使い捨てにして新車に買い換える方が良いと考える人も少なくないだろう。 こうなるとEVは買うのではなく、長期レンタルにして電池交換が必要になると電池を交換した再生車に乗り換えるという人も出てきそうで、それに答える商売も出てくるだろう。
EVは買うものではなく、必要に応じて長期や短期で借りるものという時代が来るかも知れない。
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