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December 06, 2021

コロナウイルス変異種の市中調査を

どう考えても、COVID-19第五波の急激な終息は異様だ。 楽観論者のようにウイルスが変異して消滅したとは考えにくいが、感染力は維持したまま軽い風邪程度の症状しか示さない程度に病原性が弱まった変異株がデルタ株遠き代わった可能性は無いだろうか。 その結果、自覚症状が無い為感染検査の対象にならない患者が大半を占めるようになって、捕捉される感染者が激減した可能性は無いのだろうか。 私にはこのシナリオの方が変異で消滅より好ましく思える。

なぜならば、変異で消滅したというシナリオでは、欧米などで猛威を振るっている別の変異種が侵入すれば日本でも再び患者数が急増する可能性があるが、軽症化の変異であるとすれば病原性が強い変異株が侵入しても患者数の急増が相当に押さえられるだろうからだ。 国内に存在しているウイルスの性質によって、あるいは存在の有無によって今後予想される感染者発生状況と、感染者急増を防止するための対策はまったく異なってくる。 だから、市中で症状の無い者を含めたウイルス調査を行って、現状把握の精度を高めるべきだと私は考えている。

捕捉;
私がこんなことを考えるのは、強い感染性と弱い病毒性を共に獲得することがウイルスの種の生存にとって有利だからだ。 言い換えると、この様な性質を獲得したウイルスが生存し続けることが出来るのだから。

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