「いじり」=「いびり」
またまたおきた「いじめ」に対する仕返しと思われる事件。
お笑いバラエティ番組に氾濫する「いじり」。 人が厭がることを言ったりしたりして笑いものにする出し物が多いので、子供達は同じようなことをしても良いのだと思い込む。 そして身近にいる弱い立場の子供を「いじって」遊ぶ。
しかしする方にとっては遊びの「いじり」でも、される方にとってはいじめの「いびり」になる。 子供の中にはそれを判断できない者もいて、しつこく「いじり」を続けたりする。 とくに被害者の立場が弱い場合には度の過ぎる「いじめ」になりがちだ。 そして被害者の我慢が限度に達すると怒りが爆発して事件になる。
だからこの様な事件を防ぐには、小学校でする方にとって「いじり」はあそびでも、されるほうにとっては「いびり=いじめ」になるのだと言う事を徹底して教えるべきだろう。 また、お笑いバラエティ番組でも、コンビの相方に対して同意の上で台本に従って行うもの以外は禁止すべきだ。 コンビ外の相手や後輩に対する「いじり」は行ってはいけないと周知すべきだ。
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