赤チンが懐かしい
数日前、しゃがんで植木鉢の位置替えをした後立ち上がろうとして尻餅をついてしまった。 年のせいで油断をするとこうなるのだが、その時右肘に擦り傷を作った。
すぐに軟膏を塗って置いたのだが、これがもう一つうまくない。 かさぶたが柔らかく風呂でふやけてしまうため、うっかりタオルでこするとはがれて再出血するのだ。 この様な事があると昔の赤チン(マーキュロクローム液)が懐かしくなる。
赤チンは水銀含有化合物であるため、日本を始め世界の多くの地域で製造も使用も禁止されている。 しかし赤チンに代わる軽い怪我、特に擦り傷向きの傷薬がなかなか見つからない。 というのは、赤チンは染料の一種であるため傷口の周辺に染め付き、血液や分泌液と共に強固なかさぶたを作って傷口を保護するのだが、この強固なかさぶたを作るという点において同等の性能を有する傷薬が見つからないのだ。
殺菌性能などでは赤チンを上回る薬は多数あるのだろうが、傷口を丈夫なかさぶたでふさいで保護するという点でより使い勝手が良い傷薬が欲しいと思っている。
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