ミサイル競演
南北朝鮮がミサイル試験を競演している。 南はSLBM、北はMLBの列車発射試験と長距離巡航ミサイル。 ミサイルの性格と射程距離から見てこれはどちらも日本攻撃を想定しているのだろう。
北はともかく南には数百kmの射程を持つ弾道ミサイルなど対北用としては必要がない。 想定している標的が日本国内の自衛隊基地や首都でなければ必要がない。 また弾道ミサイルの攻撃精度から考えて、核弾頭で無ければ壊滅的な打撃を与えることは出来ない。 将来北の核武装を口実に南も株兵器開発を始めるだろう。
また、北の巡航ミサイルは今後飛蝗精度を高めると共に、ステルス性能を与える研究を進めるだろう。 大型弾頭を装着できない巡航ミサイルは小型目標が標的となる。 とすれば目標は原子力発電所と東京にある政府施設、特に首相官邸と国会議事堂が精神的ダメージを与えるためとして狙われそうだ。
とすれば、レーダーのルックダウン性能が高く耐ステルス探知機能も高いAWACSの開発と配備が必要になるだろう。
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