ワクチンは効かない?
オリンピック関係者にワクチンを接種したのにPRC陽性になった者が続出している。 これはワクチンの効果が出なかった者もいると言うことだ。
これを見てワクチン拒否派は、「それ見ろワクチンなど効果が無いから接種を止めるべきだ」と騒ぎ立てそうだ。 信仰上の理由や単に注射が怖いからまでいろいろな理由でワクチン接種に反対する者にとっては有力な根拠に見えるだろう。
しかしそれに惑わされてはいけない。 もともとワクチンの感染阻止能力は約90%、つまり十人に一人は接種を受けても感染すると言う事だ。 また、感染防止能力は接種後時間が経たないと十分なレベルにならない事も分かっている。 接種を済ませたからと油断して感染防止を怠ると感染する可能性は十分にある点に留意すべきだ。
ただし感染しても大部分は無症状または軽症に止まり、重症化や死亡を防ぐ効果が大きいことは統計的に立証されている。 米英の調査で、死者の95%はワクチン接種を受けていないと報告されている。 感染後遺症についてはまだ報告を見ていないが、これもそのうち軽減に有効であるとの結果が報告されるだろう。 だから自分の身を守るためには接種は受ける方が良い。
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