踏み間違い事故の対策
池袋の暴走事故で加害者が踏み間違いを認めない事に非難が集まっている。 しかし今の自動車では間違いに気付かない事も当然ありうる。 また、間違いを認めろと警察で強硬に迫られて仕方なく認めたという例も少ないk無いだろう。 踏み間違えなければ起こりえないから認めろというわけだ。
それはともかく、踏み間違い事故が起きる原因は今の自動車の構造、あるいは操作方法にある。 マニュアルミッション車は左足でクラッチ操作を行う必要上やむなく今の操作方法になっているのだが、オートマチックミッション車では左足は使わない。 だからオートマチックミッション車のブレーキペダルはどちらの市でも踏めるように少し左に寄せて大きく作られている。 つまりオートマチックミッション限定免許者は右足でブレーキを踏むことを覚える必要がないのだ。
私はマニュアルミッションで運転を覚えた(オートマ車が珍しく、教習車はマニュアルしか無かった)のだが、オートマ車に乗る様になってからは渋滞時など右足を休めたいときには左足でブレーキを踏むことを覚えた。 始めはうまく行かず急停止をしたりしたが、空いている道で練習している内に微妙な操作もできるようになった。 だからオートマチック限定免許の場合には始めから左足ブレーキを教える方が良いと考えている。 現在では生涯マニュアル車を運転する機会がない人も多いだろうし、マニュアル車の免許を取るときには改めてクラッチ操作と右足ブレーキを練習すれば良いだけのことだ。
そもそも右足でブレーキを踏む習慣が無ければ、とっさの場合にブレーキとアクセルを踏み間違えることは無いはずだ。 だからこの左足ブレーキを普及させることが、現時点では最も簡便で手っ取り早い方法だと私は考えている。
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