専門家の叛乱
内閣の方針に同意を与えて根拠付けを行う事を目的に設置されている専門家の集団がついに叛旗を翻したように見える。 これまで菅氏は「専門家の意見を着て決めた」と繰り返してきたが、実態は内閣の方針を専門家の会議で承認させるだけだった。 しかし実情を無視する菅氏に忸怩たる思いでいた専門家達が、とうとう我慢の限界に達したと言う事だろう。
コロナ対策に限らず、安倍政権以来各種の諮問会議は政府の方針をそのまま承認して権威付けするだけの存在になっている。 メディアはこの点を批判すべきだ。 そうしなければ、いつまで経っても実情を無視する内閣の政治が続き、国民が大きな被害を受ける。
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