モラルハザード
東京電力の原子力発電所での手抜き多発の原因は、原子力発電関係の部署のモラルハザードにあると思う。 かつて花形部署だった原子力発電部門が、いまや左遷先部署富みなされるようになっているのでは無いだろうか。 このため配属された社員がやる気を失い、不満を手抜きで晴らしているように見える。
従って、原子力発電部門を立て直すには、社内のそんな雰囲気を解消する必要がある。 原子力部門は今なお重要部署で有り、有能な社員を配置しなければ東京電力自体が立ちゆかなくなることを社内全員に理解させるべきだ。
脱炭素社会を実現するには、どう取り繕ってみても原子力発電は必要だ。 再生可能エネルギーだけで賄おうとしても、大規模な環境破壊を伴う開発無しには不可能だ。 その為には原子力発電の信頼性を高める不断の改善(KY)が必要だ。 そこで働くものが気付いた問題点を積極的に吸い上げて、上級技術者が正しい方法に改善することで信頼性や安全性を向上させるべきなのだ。
もちろん、改善案を実施するまでには原子力規制委員会の審査に合格しなければならないので手間と時間がかかるが、この点は規制委員会の能力を上げて迅速な審査を期待するしか無い。
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