姑息な・・・・
今回の「緊急事態宣言」の祈願が5月11日である理由は明瞭だ。
それは連休中は病院や検査機関も外来受付を閉鎖または縮小するので感染検査数が大幅に少なくなると期待できるからだ。 そうすれば5月10日の新規感染者数が大きく減少するので緊急事態宣言の効果があったとして11日には終了を宣言できると考えているのだろう。
これは「超楽観バイアス」と言っても良い大甘な期待だ。 仮になにがしかの減少があったとしても、12日以降大幅な増加に転じる可能性が高い。 そうなれば再び「緊急事態宣言」を要求する声が高まるだろう。 終了後短期間で再び「緊急事態宣言」となれば、もはや政府を信頼する国民は少数派になるだろう。
そうなれば総選挙の勝利も総裁選での再選も期待薄になる。
菅氏が延命を図りたいのであれば、二階氏達の観光飲食業界の利益代表の圧力を押さえて合理的な数値目標で判断することが必要だ。
今の政界は国利より党利。 そして党利より個利で動いているがそれでは国が衰退する。
それでも、政府を批判するのは悪い人だと学校教育で刷り込まれた40歳代以下の大多数は、選挙で批判票を当時はしないだろ。 しかし棄権はするかも知れない。
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