五輪・P輪に暗雲
コロナ禍で暗雲が垂れ込めている東京に続き、北京にも暗雲が漂い始めた。 ウイグル族問題や香港問題で西側諸国からボイコットの動きが出始めたからだ。
すぐに選手がかわいそうという「正論」が出る日本と異なり、西欧諸国は五輪は国威発揚の政治手段でもあるとみているのでそれを阻止したいという動きが出るのだ。 また、見本と異なり選手達の政治意識が高いのでそれに賛同する選手も多い。 この点は「スポーツと政治は別」と教え込まれル日本とは大きな地ががある。
北京ボイコットの動きはまだ出始めたばかりだが、それに中国が反発を示すと、さらに動きが拡大するだろう。 中国が「米国なんてもう怖くない」と考え、米国中心の物とは異なる中国中心の世界秩序を打ち立てようと動き始めているだけに、ボイコット問題の先行きはあまり明るくないように思える。
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