次第に高まる森会長批判;笑いを取ろうは命取り
森会長の失言に対する批判が次第に高まってきている。 特に海外での批判が強くなり、JOCもかばいきれなくなる可能性が出てきた。
森会長にしてみれば、国内の内輪の会議で笑いを取ろうとしたのだろうと思う。 しかし今は「国内限定」も「内輪限定」もあり得なくなっている。 発言内容はすぐにSNSで世界中に広まってしまうからだ。 SNSに上げる人の動機には、発言への反感もあればその会合に出たことを自慢したいからと言うこともある。 いずれにしても何気ない発言が、何気ないSNS書き込みから世界に広まってしまうことを認識しておかなければならない。
内輪のスピーチで、笑いを取るための軽口のつもりが命取りになった政治家のいかに多いことか。 今は、内輪の会合での発言だからと言って、気軽な軽口を何でも言える時代では無いと肝に銘じておくべきだ。
補足;
欧米にはパーティーや会合でのスピーチで使えるジョークを集めた本が有り、スピーチを求められることが多い人はそれを勉強しているそうだ。 日本でも雰囲気を和やかにするために使えるジョークや小話を集めた本があるのかどうか。 内容は時代に合わせて変えねばならない、そのような本を扱う出版社があると良いのだがどうだろう。
ついでに言えば、欧米にはスピーチなどで使える引用句を集めて解説した本もあるそうで、こちらもスピーチを求められることが多い知識人や有名人の必読書になっているらしい。 日本にもそんな本があれば、故事や成句あるいは諺などの引用を間違えて恥をかくことも少なくなるだろう。
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