日本でのワクチン認可はいつ?
英国や米国で「急ぎすぎで安全性が心配だ」として半数がワクチン接種は受けないと言う批判を浴びながらも胃パンへの接種が始まった。 まずは感染した場合のリスクが高い高齢者や、日々感染の危険にさらされている医療関係者からとのことだが。 これは副作用の監視もしやすいから早期に治療処置が取れると言う事でもあるだろう。
翻って日本はどうだろうか? 外国製ワクチン3種の数は確保したとされながら、まだ認可の進行状況の発表は無い。 これは医療事故や副作用に対する批判が強い日本の環境を考えているのかも知れない。 もしも世界一厳しいと言われる日本式の安全基準を満足するのを待つのだとすれば、接種開始は春になるかも知れない。 また3種混在する外国製ワクチンも、同種2回接種が必要とすればそれをどう管理するのかの方法も確立しなければならない。 別種のワクチンでは2回接種してどうなるのかは確認されていないからだし、それはこれからも確認されることは無いだろう。
いずれにしてもこれらをクリアするのを待っていると、接種可能になるのが来年春以降と推測されている国産ワクチンに追いつかれるかも知れない。 そうなると国産ワクチンを待ちたいという者も増えるだろう。 日本政府は接種の管理、言い換えると、どのワクチンをどう振り分けるのかというややこしい問題を抱え込んだのかも知れない。 コロナ関連の給付金やマスク配布、さらにはGoto事業計画に見られるようないい加減ぶりでそのままに計画を立てるのでは大混乱になりかねない。 そうならない様、しっかりした配分計画を立ててもらいたい。
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