空気を暖め無い暖房を
新型肺炎の感染防止には換気が重要と言われているが、単に換気を良くするだけでは暖かい空気が逃げて寒くて仕方が無い事になる。 そこで提案したいのが空気を御たためない暖房方法だ。
空気を暖めずに寒さを感じなくするにはどうすれば良いのか? それは床、壁、天井を暖めてそれからの赤外線輻射を利用することだ。 空気が冷たくても、周囲からの輻射熱があればさほど寒さを感じなくて済む。 赤外線式暖房機を利用して直接人を暖めても良いのだが、それでは部分的に暑くなりすぎる事がある。
そこで提案したいのが、赤外線暖房機を使って壁や天井を40~50℃に暖めてそこからの輻射を利用することだ。 温度が低くて効果が無いように感じるだろうが、広い面積からの輻射があれば意外に暖かい物だ。 室内の空値を暖める効果が少ない暖炉やペチカの暖かさも、暖められた周囲の壁からの輻射熱が暖かさを感じさせるのだ。
と言うわけで飲食業の皆さん、赤外線暖房機を利用して壁や天井を暖めて、そこからの輻射を利用することを考えては如何? それにさらに床面暖房が併用できればなお良い。 床面暖房設備が作れなくても、座席下の床面にパイプを這わせて温水を循環させるだけでも良い。
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