大阪都構想反対多数で決着? 都構想への執着は終わらない。
他県住民としてはどうでも良いので結果を見ずに寝てしまったが、今朝起きてみると大阪都構想は反対多数で否決されたとある。
元々が橋下氏の「肩書きが府知事では都知事より格下でいやだ」から始まった事なので、大阪都と名乗るには国会で法の改正が必要なため可能性が無いと知った時点で彼は身を引いてしまった。 その後都構想で立ち上げた維新の会としては存在意義を維持するために都構想にしがみつかざるを得なかったということだ。 また、大阪人の東京に対する劣等感と嫉妬を利用すれば党の維持に役立つと言う考えもあったろう。 等が無くなれば議席を維持する可能性が無くなり、次の選挙後路頭に迷う所属議員も多いからだ。
今後維新の会としては、次の選挙までにトップを入れ替えて再び都構想を持ち出す可能性を探るだろう。 維新の会であれば議員になれると金を払って集まった者達の生活を守る必要もあるからだ。 その為には党の存在意義である大阪都構想を維持する必要がある。
だが世田谷区が特別区を廃止して市にして権限を強めて欲しいと言いだしているように、知事の支配力の強い特別区は時代遅れになり始めているのかもしれない。 維新の会は市を廃止して知事の直轄にしようとしたのだが・・・・。
そもそも都構想の眼目である統治組織の一元化など、府と府内自治体がお互いに尊重し合って話し合い協力し合えば済むことだ。 大阪ではそれが出来ないからというのは、民度が高いはずの日本人としてはあまりにも情けない。 単なる知事の我が侭にしか思えない。
追記(2020/11/02);
マスメディアでは早くも過去のこと扱いで、見出しからは急速に消えつつある。 メディアは冷たいねぇ~・・・・。
有る分析によれば、維新敗北の原因は刺客を立てると脅されて維新の言いなりになった公明党の支持者が反発して反対票を投じたからだとも。 やくざもどきが多い維新だが、やり過ぎたのかもしれない。
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