お上には逆らえない
黒い雨訴訟について県と市は国に対して控訴しないよう要請していたが、国はそれを無視して県と市に控訴を命令した。 県と市にはそれに従わない選択肢もあるが、国に逆らえば以後も許認可で仕返しされるので渋々控訴手続きを行ったようだ。 お上と泣く子には勝てないというわけだ。
もっとも国の担当者にしても、制度上控訴できるのにしなければ、保守派の圧力で以後の昇進は出来ないだろう。 最高裁で敗訴が確定するまで訴訟を続けなければならないと言うわけだ。 裁判に直接の利害が無い者達の圧力で、当事者達のだれも続けたくない裁判が続く。
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