アメリカなんか怖くない
このところの中国政府を見ていると、「アメリカなんか怖くない」と言う態度がありありと見える。 トランプ政権下で低下した米国の国債影響力、一方で国内経済規模の拡大で米国の経済制裁もさしたる被害を及ぼさなくなったので、もう米国を恐れる理由は無いということだろう。
だから、トランプ氏がいくら脅そうとしてもそれを無視してやりたい事をする。 また、今の国連体制では中露が協力して、あるいは中国単独でも拒否権を行使すれば米国を止めることが出来る。 逆に米国が中露を止めようとしても拒否権の行使に会うので、国連決議として止めることは出来ない。
やむを得ず米国が国連外の集団行動を呼びかけても、米国の影響力が低下しても思うようには集まらない。 まして中露連合軍と戦う為の連合軍など集められない。 核戦力の点でも、米国が条約を破棄したためロシアは好きなように増強できる。 その結果、米国は中露連合の核戦力には数の差でまったく歯が立たなくなっている。 つまり米国は中国を軍事的に脅すことも出来ない。
これが中国が好き勝手な行動を取れる理由だ。
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