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June 03, 2020

米国が内戦に?

人種差別反対でもの一部が暴動化したことで、トランプ大統領は連邦軍を出動させると言明した。 そしてデモ隊が言う事を来かねければ発砲を命ずるとも。

彼は強い大統領とみられることを望んでいるので、このような態度を取らざるを得ないのだがこれは危険な賭だ。 もし連邦軍がデモ隊に発砲すれば銃器があふれている米国のこと、過激な者達が火器で反撃する可能性が無いとは言えない。 なにしろ米国では小銃だけでなく、重機銃やロケット砲、大砲、さらには戦車まで愛好家団体が有り、彼らには実戦可能な状態での保有が許されている。 そのような火器が暴動勢力の手に渡れば、すぐに内戦状態になってしまうだろう。

そうなる可能性は極めて低いが、米国憲法は政府が人民の利益に反する統治を行った場合には反乱を起こす権利を認めている。 銃器の朋友も権利もその一部だ。

トランプ氏は再選のために保守強硬派に媚びる必要があるので反対派に譲歩はしないだろう。 しかし強硬な弾圧はさらに強硬な反発を引き起こす。 そんな中で、内戦はほんの些細なきっかけで始まってしまう事があり、そうなると誰にも止められない。 だから、トランプ大統領が対応を誤って米国史上初めて反乱を誘発した大統領にならないことを願う。

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