一手間をかけるのを厭がる
MBSの「ちちんぷいぷい」には、絵本画家が絵を描きながらあちこちを見て歩くコーナーがある。 今日のそのコーナーを似ていると白い花がびっしりと咲いている木があり、画架が「これはモクレンかな?」というと同行のスタッフが同意していた。
しかしモクレンは、外側が赤紫で内側が白の二色で純白の花はない。 今の時期純白のモクレンに似た花をつけるのは、「コブシ」「タムシバ」か「ハクモクレン」のいずれかだが、「ハクモクレン」庭木で山野には生えない。 そのご花の大写しが出たのを見ると鼻の下に葉が一枚有る「コブシ」のようだった。 こんな間違いは些細なことだから訂正の必要はないと考えたのか、あるいは確認する一手間を惜しんだのかどちらかだろう。 これに対してNHKの「日本縦断こころ旅」では、訂正の字幕が頻繁に出るが放送局の体質の違いだろうか。
このほかにも、ネット情報には嘘や間違いが多いのだがほとんどの人が一手間かけて真偽の確認はしないようだ。 上記もこのような風潮を反映しているのかもしれない。
Recent Comments