クルーズ氷河期
ダイヤモンドプリンセス以外のクルーズ船でも感染のリスクが次々と表面化して、とうとう運営会社はクルーズ停止に追い込まれてしまった。 感染は外洋クルーズだけで無くナイル川などの河川クルーズでも発生しているため、運行停止が広がりつつある。
低価格クルーズ船はどれも、採算性をあげるため可能な限り多くの客を詰め込んで運行しており、内部は盛り場同様の雑踏になっている。 これがクルーズ船で集団感染が発生しやすい原因だ。 今後運営会社はその点の改善を求められるだろうが、それはコストアップに直結している。 しばらくはクルーズ冬の時代になるのかもしれない。 これはまた、大型クルーズ船建造ブームも冷やし、造船業界の景気も冷やしてしまうだろう。
今後数年はクルーズのビジネスモデルの見直しが行われる事になりそうだ。
Recent Comments