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March 21, 2020

なぜ「オーバーシュート」か?

COVID-19で今後「オーバーシュート」の懸念があると専門家委員会が表明して、この言葉が話題になっている。 しかしなぜこんなカタカナ語を使わねばならないのか疑問だ。 相も変わらぬ「カタカナ語はかっこいい」思想がはびこっているのにウンザリする。

COVID-19の「オーバーシュート」については、そのままではほとんどの人に意味が分からないのでわざわざ「爆発的感染」と補足している。 それならそのまま従来から使われている日本語の「爆発的感染」や「感染爆発」ではいけ理由は何なのか?

「オーバーシュート」と言われて私がまず思い付くのは航空用語で、この場合は着陸時に目標点を通り過ぎて接地することを言う。 逆に手前に接地することは「アンダーシュート」という。

その他にも軍事用語その他でいくつかあるが、これらは一般的で無いので日本語の解説が必要になる。

ファッションや先端技術分野などカタカナ語が多用される理由はいくつかあるが、主には適切な訳語を作るのは面倒くさい、あるいは日本語には無い概念なので簡単な日本語では表せない、カタカナ語を使うといかにもその分野の知識が深いように見せられてかっこいい、などだろう。

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