コスト優先が社会の脆弱化を招く
これまで日本国民はコスト優先で様々なインフラの整理や縮減を奨めてきた。 病院などの統廃合による医療システムの縮小もその一つだが、その結果医療システムの脆弱化が起きていることは判明した。
他の分野でも同様の縮減が推し進められてきているが、それが災害や疫病などの緊急事態に対する脆弱化を招いていないかを厳しく検証する必要があることを、今回の新型肺炎の流行が明らかにした。
同様に、グローバル化による製造の国際分業もまた、緊急事態に対する製造業の脆弱化を招いていることも明らかになった。 コスト優先社会が、緊急事態に対する脆弱化を招いていないかもまた厳しく検証しなければならない。
それは国家の安全保障に関する基本でもある。
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