とんでも科学者の疑問(天文編20);太陽系外からの来訪者と恒星間物体
軌道観測から太陽系外からの来訪者と確認された彗星が太陽に最接近中だそうだ。 一昨年の小天体「オウムアムア」に続いて太陽系外天体としては2例目になる。
このような短期間に2例目となると、太陽系内を通過中の太陽系外天体がまだ多数あると考える方が良さそうだ。 これまで発見されてこなかったのは、単に観測技術と関心度の問題だろう。
そう考えると、太陽系内には現在一体いくつあるのか、恒星間空間にはどれくらいの数があるのかと言う疑問が湧く。 いままで天文学者が推定していた量を数千倍、あるいは数万倍を超える恒星間物体があるのかもしれない。 微粒子が雲のように散らばっていれば光を散乱して発見されやすいが、それが一つの小さな塊になっていれば発見は困難だろう。 そのような小塊がたまたま掩蔽を起こしても周期性がないのでノイズとして無視されてしまう、そんな理由で観測できないだけと考えるべきなのだろうと思う。
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