栄太楼の飴
もう60年以上の昔のことだが、私の家の近所に栄太楼の工場があった。
井の頭線の浜田山駅の東側に地元で鎌倉街道と呼ばれた南北の道があり、その踏切から南に100m程の所だった。 今から考えれば小さな工場だったのだろうが、小学生だった私には立派な工場に見えた。 工場には小学校の低学年の時に校外学習で見学に行ったことが有り、大きな銀色のローラーの間から三角形の飴がばらばらと出てくる光景が印象的だった。
その後父の転勤で数年間東京を離れている間に工場はどこかに移転してしまったが、今でも栄太楼の飴を見る度にローラーの間から出てくる飴の情景を思い出す。
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