強風帯
台風では特に降雨量が多い降雨帯が存在することが知られているが、風にも特に風が強い強風帯がある様に思う。
それは台風が接近して通過して行く間に、風の強さが繰り返し変化することを何度も経験しているからだ。 数分から数十分の間風が強くなり、その後しばらくは風が弱くなり、しばらくするとまた強くなることが繰り返される事が多い。 時にはしばらくの間ほとんど無風になる事もある。つまり台風には風の強さが異なる部分が帯状に存在するのではないかと考えるのだ。
風とは、マクロで見れば空気の移動だがミクロで見ると微小な気圧差が波状に伝播していく際に生じる空気の動きだ。 この波には周期や大きさの異なるものが有り、それが重なり合って風の強さが決まる。 それが風の強い部分(強風帯)と弱い部分(弱風帯または静穏帯)を作るのではないかと考える。
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